大谷もう150キロ出た?捕手ビックリ
日本ハムの大谷翔平投手(20)が15日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で今年2度目のブルペン入り。捕手を立たせながら40球を投げた。直球主体で剛速球を連発し、ボールを受けた捕手の石川亮は球速150キロと推定した。
1月中旬ながら直球はもう、うなりを上げている。8日以来の投球練習。前回は推定140キロだった二刀流が、さらにギアを上げた。「おりゃっ」と声を上げ、ミットに剛球を投じる。石川亮は「150キロ出てたのは、間違いないでしょう。ピストル弾みたいな球ですよ」と、驚きの表情を浮かべた。
投打ともに段階を踏んで仕上がってきている。前回ブルペン時と同じく午前中にティー打撃、マシン打撃を約1時間30分行った。その後の投球練習で快速球を投じた。ここまでの調整について大谷も「順調です」と手応えを感じている。
24日からキャンプ地の沖縄・名護で先乗り自主トレを行う。「気候的にも早めに行くに越したことはない」とやる気を見せる二刀流。キャンプへは万全な状態で臨めそうだ。