森脇監督、電撃視察で新人にご満悦

 オリックスの森脇浩司監督(54)が15日、神戸市の青濤館で行われている新人合同自主トレを電撃視察した。

 初のブルペン投球を行った投手陣に熱視線を送り「1年目から勝負できる人もいる」と目を細めた。「山崎福もいいし、西野、小田ら野手の動きも面白い」と、ドラフト1位・山崎福也投手(22)=明大=らが24日にも振り分けられる春季キャンプ1軍メンバーに入る可能性も示唆した。

 立ち投げで予定していた30球をオーバーし、40球を投げた山崎福は「30球と言われていたが、もう少しストレートの具合を確認したかったので」と“お代わり”の理由を明かした。明大での自主トレでもピッチングは行っていたという。

 森脇監督の視察については「緊張したし、アピールしようという気持ちも出た。ボールにばらつきがあったので60点」と初々しい表情。「捕手を座らせて投げる時には、右打者の内角へ質のいい球を投げたい」と話した。

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