オリ「がんばろうKOBE」ユニ復活
オリックスは16日、ほっともっとフィールド神戸で4月18、19日に行われる西武戦を「震災20年~がんばろう神戸をもう一度~(あの時を忘れない)」と題して開催することを発表した。阪神・淡路大震災20年に際した神戸市のプロジェクト「震災20年継承・発信事業」に参画する形で実施される。
当日は、全員が1995年の復刻版ユニホームを着用する。この年は、ユニホームの右袖にも記された「がんばろうKOBE」の合言葉のもと、6月中旬に首位に立つとそのまま独走。82勝47敗1分けの成績で優勝し、被災地に勇気を与えた。
今回の企画は、震災の経験や教訓を次世代に伝えることが目的で、久元神戸市長も来場予定。西名社長は「関西を本拠地とする我々は、震災20年という年を重く受け止めております。今なお被災の影響を受けている方の励ましとなるよう、当時のユニホームを着て精いっぱい戦い、勇気を与えることができれば大変うれしく思います」とコメントした。チームは17日正午から、森脇監督らがほっともっとフィールド神戸で黙とうを行う。