ソフト大隣“工藤カーブ”習得だ!
ソフトバンクの大隣憲司投手(30)が17日、沖縄県内で行っている自主トレを公開した。今季は自身初の開幕投手を狙うことをあらためて宣言。同じ左腕の工藤公康監督(51)から現在より10キロほど遅いカーブを習得してエース摂津、メジャー帰りの松坂らに「ガチンコ勝負」を挑む。
新指揮官に弟子入りしてレベルアップを図る。「配球のこともそうだけど、カーブの投げ方を聞きたい。どうやって抜くのかとか」。現役時代に緩く遅いカーブを武器の一つとした工藤監督を、キャンプ中に質問攻めにする考えだ。
「ローテーションも、ガチンコで勝ち取って1年間それを守りたい」。開幕マウンドから連続日本一へ。大隣の新たな挑戦が始まった。