燕ドラ1竹下 球威は「石井一級」
ヤクルトの新人合同自主トレが18日、埼玉県戸田市内で行われ、ドラフト1位・竹下真吾投手(24)=ヤマハ=ら4投手が初めてブルペン入り。視察した真中満監督(44)は、竹下の球威を“石井一級”と高評価した。
捕手を立たせ、リラックスした様子で25球を投げ込んだ竹下。傾斜を使っての投球は昨年11月の日本選手権以来だが、「体のバランスと、7割ぐらいの力でビュッと投げることを意識した。初めてにしては十分」と上々の手応えを口にした。
期待の即戦力左腕の投球を目の前で見た真中監督は「力強い、いいボールを投げていた」と絶賛。「石井一ぐらいの球の強さを感じた。楽しみだね」。ヤクルトの黄金時代を支え、大リーグでも活躍した日米通算182勝左腕に重ね合わせ、期待を膨らませた。
この指揮官の評価に、竹下も「本当ですか。そんないいこと言ってくれたんですか」と大喜び。新人左腕が弱体投手陣を救う。