西武・牧田2桁星へ「1日300球も」
西武の牧田和久投手(30)が3年ぶりの2桁勝利に向け、宮崎・南郷キャンプで「投げ込み王」になる。20日に埼玉・所沢市の西武第二球場で自主トレを公開。「2桁勝つために投げ込みたい。1日300球以上投げる日も出てくるでしょう」。プロ2年目キャンプで敢行した投げ込みで巻き返す。
制球力の向上はもちろん真っすぐの球威を取り戻すため、行き着いたのが「原点回帰」。「(投げ込みで)疲れてくると体に力が入らなくなるけど、そこから『ゾーン』に入れる。力感なく強い球をコースに投げられ、体に覚え込ませることができる」と説明する。
2年目の春季キャンプで実施した後は自己最多の13勝。「初日から投げ込み、今年こそ優勝したい」。秋の歓喜を目指し、サブマリンはブルペンに潜む。