安楽1軍帯同!デーブ監督「手元で」
楽天のドラフト1位・安楽智大投手(18)=済美=のキャンプ1軍スタートが21日、決定した。仙台市内の球団事務所でスタッフ会議が開かれ、大久保博元監督(47)は「手元で見たい。強化指定選手として接していきたい」と話した。
高卒新人のキャンプ1軍スタートは田中(現ヤンキース)、松井裕に続き3人目。前年の松井裕は、キャンプ初日からブルペン入りしたが、指揮官は「安楽はブルペンにも無理して入れない」と慎重に調整させていく方針を示した。
13年秋に故障した右肘について安楽本人は「違和感は全くない」と話し、23日にも初の投球練習を行う見込みだが、キャンプ序盤から飛ばして再発させるわけにはいかない。大久保監督は「1年目からの目標は持っているだろうけど、抑えを効かせる」と手綱を引くつもりだ。
来月12日までの久米島キャンプ中は1軍に帯同させるが、その後については「12日間で判断すればいい」と明言はしなかった。焦りは禁物。“金の卵”は手元でじっくりと育てていく。