ロッテ守護神・西野“ゼロの男”目指す
ロッテ・西野勇士投手(23)が21日、QVCマリンで自主トレを公開。救援失敗ゼロを今季の目標に掲げ、究極のテーマとして与四死球ゼロを掲げた。
先発から抑えに回った昨季は、リーグ3位の31セーブを記録。侍ジャパンにも選出された右腕は、もともと制球力には定評がある。57試合に登板した昨季は、58回で15四球(死球はゼロ)。並の投手なら及第点の数字だが「思ったより出してしまった」と反省。安定した投球に四球は最大の敵。「もっと減らせる。ゼロに?すごく難しいけど、そう」と高いハードルを設定した。
さらなる進化のため、今月5日から18日までの和歌山自主トレでは、ウエート中心のメニューで体幹を徹底的に強化。「去年よりいい感じで仕上がっている」という。まずは一昨年までの抑えを務めた益田らと守護神の座を争うことになるが「つかみ取る気持ちでいけたらいい」と慢心はない。“ゼロの男”として、今季も最終回のマウンドに仁王立ちする。