谷繁竜いきなり苦難 ノロにインフル…
中日は31日、沖縄県恩納村内の宿舎で1、2軍選手、首脳陣、全スタッフが集結しての全体ミーティングを開いた。監督就任2年目となる谷繁元信選手兼任監督(44)はチーム内にノロウイルス、インフルエンザの感染者が相次ぐ中、「心技体すべてをレベルアップしよう。これまでやってきたことを続けていこう」と選手に訴えた。
ミーティング前に、うれしくない報告があった。前日は感染性胃腸炎と診断されていた浜田達がノロウイルスと判明。さらに武藤がこの日、インフルエンザA型と診断された。感染症によってキャンプ前の全体ミーティングに全選手が集まらなかったのは2年ぶりだ。
「まあ、仕方がないんじゃないですか。なりたくないと思っても、なるときはなる。記者の方もおかしいと思ったら球場に来ないでくださいね」。こう笑って会見を終えた谷繁兼任監督。「心技体」、「継続」のキーワードとともにV奪回を目指す。