原監督、2軍のドラ1岡本に熱視線
「巨人春季キャンプ」(1日、宮崎)
巨人・原辰徳監督(56)が1日、キャンプ2軍スタートのドラフト1位・岡本和真内野手=(18)=智弁学園=に熱視線を送った。フリー打撃を視察し「原石として素晴らしい。どこまで伸びるのか、その可能性は測りきれない」とうなずいた。
初日から動いた。午後2時半から行われた岡本のフリー打撃に合わせ、1軍と同じ宮崎県総合運動公園内にある2軍練習場へ足を運んだ指揮官。打撃ケージ後方から、日本代表・小久保監督と並んで18歳を見守った。
岡本は41スイングで柵越えはなかったが、原監督は「フォームのバランスがいい。普通は腹筋でバットを振るが、背筋で振っている」と、非凡な才能を評価。小久保監督も「さすがですね。(打撃フォームが)柔らかかった」と称賛した。
岡本は「ユニホームを着て練習し、すごく緊張した。初日で力んでしまったが、徐々に良くしていきたい」と決意。期待の大砲が、プロとしての一歩を踏み出した。