ロッテ田中の“オレ流調整”容認
「ロッテ春季キャンプ」(2日、石垣島)
ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(22)=京大=が、今キャンプで“オレ流調整”を認められた。この日はブルペン入りはせず、ランニングや投内連係などのメニューを消化。落合投手コーチは「投げたいか投げないかは、強制せずに任せている」と、頭脳明晰(めいせき)な右腕の判断を尊重する方針を明かした。
力いっぱいのブルペン投球から一夜明け、田中は「緊張感から出る体の張りがあった。今日ブルペンに入っても、修正しきれなかったと思う」と説明。新人はアピールに必死になりがちなだけに、落合コーチは「飛ばしすぎにはこちらからストップをかけると思うが、投げないという判断ができるというのも大事なこと」と話した。
14日か15日の紅白戦で実戦デビューする可能性がある。それまで“田中流”で調整していく。