オリックス中島「楽でした」一塁転向も
「オリックス春季キャンプ」(3日、宮崎)
オリックス・中島裕之内野手(32)に一塁コンバート案が浮上した。第1クール最終日の3日、シートノックで中島の一塁守備がテストされた。
小谷野に借りたファーストミットでノックに挑み、併殺プレーなども無難にこなした。
「違和感はない。休みの前日に楽をさせてもらった。(二遊間と三塁に比べて)スローイングが少なかったから、肩が楽でしたわ」
初日が遊撃、2日は三塁、そして3日目が一塁での守備練習。首脳陣は遊撃には安達を据える方針で中島の適性を連日、探っている。
「内野手であれば(初めての一塁でも)無難にこなせるもの。守りにくい、とかはないと思う。前向きに積極的に取り組んでくれている」と森脇監督は「一塁・中島」に及第点を与えた。ファーストミットに関して「いらないでしょ?」と話した中島だが、随所に見せた適応力が首脳陣の起用プランを無限に広げている。