ロッテ田中 及第点60点、課題は…

 「ロッテ春季キャンプ」(4日、石垣島)

 ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(22)=京大=が、キャンプ第1クールを終えて「60点」と自己採点した。及第点の理由は「だいぶプロの雰囲気に慣れてきた。自分のやりたいことはできていると思います」とした。

 この日はブルペン入りし、今キャンプ初の連投に挑んだ。スライダー、フォークなど変化球も交え67球を投げたが、体の開きが早く「安定しない部分もあった」と反省。小林投手コーチからも「変化球は、基本の真っすぐが納得いく球になってから」とアドバイスされた。それでも、初めてのキャンプでは全てが勉強だ。

 9、11日にはシート打撃が予定されている。新人選手の登板は、各自のペースに合わせて自己申告制となっている。田中は「今はまだ自分のことをしっかりやった方がいいと思う」と慎重。秀才右腕の目には、自らが今取り組むべき課題が、しっかり見えているようだ。

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