「巨人春季キャンプ」（７日、宮崎）

　巨人の育成選手・堂上剛裕外野手（２９）が７日、フリー打撃で登板した西村から右中間席中段へ推定１３０メートルの特大弾を放った。支配下選手登録に向けて猛アピールし、「状態は良くなっている」と手応えを口にした。

　今キャンプ初めて１軍投手が登板したフリー打撃。西村と対戦した堂上は豪快な一発を含め、快音を連発。原監督を「凄かったね」とうならせるほど、存在感を見せつけた。

　中日を戦力外となったが、長打力を買われて巨人に加入。キャンプも育成選手ではただ一人、１軍スタートとなった。堂上は「今は状態をベストにすることしか考えていない」と語り、原監督は「（巨人で）いい形で爆発してほしいね」と期待感を示した。