楽天三木谷オーナー、ドラ1安楽を絶賛
「楽天春季キャンプ」(7日、久米島)
楽天のドラフト1位・安楽智大投手(18)=済美=が7日、視察に訪れた三木谷浩史オーナー(51)の前で、今キャンプ初めて捕手を座らせてブルペン投球を行った。
当初、この日は捕手が中腰の状態での投球で終わる予定だった。だが、フォームのバランスが良かったため、50球目を投げ終えた時点で高村投手コーチに「10球だけ大丈夫ですか」と直訴。同コーチから許可を得て直球のみを12球、座った嶋のミットを目掛けて、丁寧に投げ込んだ。
“総帥”の存在には気づいていたといい「見ていただけたのは光栄。昨日よりマシだったので安心しました」とニッコリ。金の卵の投球を初めて目の当たりにした同オーナーは「本当に体が大きくて、ダイナミックで、田中将大投手をほうふつとさせる期待感がありますね」と絶賛した。
練習に向かう前、宿舎で「大切なエース候補なんだから、あんまり無理しないで頑張ってくれ」と激励を受けていた右腕。その期待に応えるブルペン投球となった。