G由伸コーチ初ノックに「恥ずかしい」
「巨人春季キャンプ」(8日、宮崎)
今年から打撃コーチを兼任する高橋由伸外野手(39)が、初めてノックを打った。阿部、井端、片岡に約20分間、約100本。「僕もいい練習になりました。新鮮は新鮮なんですけど、半分は恥ずかしいような気持ちが強い」と、照れくさそうに振り返った。
きっかけは阿部の要望だった。「コーチ(の手)が空いてなかったから」と、高橋由にノックをリクエスト。高橋由は「本気で言ってるの?」と返したが、再び促されると、一塁に入った阿部にノックを打った。
二塁に入った片岡、井端にもノックバットを振るった。阿部が「意外と球が来てた」と言えば、片岡も「いい回転の打球を打っていただいた」と感謝した。
ただ、高橋由自身はあくまで選手という立場にこだわっている。多くの報道陣に囲まれると「そんなに騒ぐことなの、これ…」と苦笑い。全体練習後は室内練習場でマシン打撃に汗を流した。