ライアン小川が開幕ヤ!真中監督絶賛
「ヤクルト春季キャンプ」(8日、浦添)
ヤクルトの小川泰弘投手(24)が、今季の開幕投手を争う石川、成瀬とともに今キャンプ初の打撃投手を務めた。ミレッジ、荒木に対して計42球を投げて安打性の当たりはわずか1本。順調な仕上がりをアピールし、「直球を中心にアウトコースを狙ってバランスよく投げられた」と満足そうに汗をぬぐった。
真中監督は「仕上がりが早い。実戦さながらのキレのいい直球だったり、全部の球種を普通に投げていた」と絶賛。その上で開幕投手について「大まかなプランはある。1回ゲームで投げるのを見て決定したい」と語った。15日の練習試合からスタートする実戦での登板を見て決定するつもりだが、小川が本命であることは間違いない。
小川が選ばれれば2年連続の栄誉となる。ライアンは「スタートダッシュはチームとして大事。その1つ目で戦えるのは特別なこと。選ばれるなら頑張りたい」と意欲を示した。