中日・大野が新球フォークを披露
「中日春季キャンプ」(8日、読谷)
大野雄大投手(26)が、ブルペンで昨秋から取り組んでいる新球を披露した。阪神・メッセンジャーのフォークを理想とする新兵器で3年連続の2桁勝利を目指す。
「実は秋のキャンプでこっそり練習していました。イメージしているのはメッセンジャーのフォークです」
仏教大1年のときに覚えたフォークだが、プロで投げたのは数えるほど。空振りが取れる球種を求め、昨秋から従来とは違う握りのフォークに取り組んだ。お手本にしたのがメッセ。「ストレートの軌道でストンと落ちる。あれが理想です」。昨秋はブルペン投球の半数をフォークに費やしたという。
この日は計58球を投げて、終盤に新球を披露。「早く実戦で試したいですね」と、打者に投げるのを心待ちにしている。