オリックス西、開幕“代役”任せろ
「オリックス春季キャンプ」(9日、宮崎)
オリックスの西勇輝投手(24)が9日、開幕投手への準備にOKサインを出した。すでに森脇浩治監督(54)が開幕投手に金子千尋投手(31)を指名しているが、金子は昨オフに右肘を手術。その状況次第では、西が“代役”を務める覚悟だ。
「金子さんは間に合うと思うけれど万一、僕が(開幕投手と)言われたら頑張ります」
開幕投手の大本命、エース金子は右肘骨棘(こっきょく)除去手術からの復帰へ向け、現在もリハビリ中。経過は順調だが、何が起こるか分からない。そんなチームの非常事態に西は備えるつもりだ。
キャンプ休日のこの日は佐藤達とともに、宮崎県国富町にある球団のオフィシャルスポンサー「ソーラーフロンティア」の工場を見学。第2クールを終え、例年よりスローペースだが「去年までの宮古島キャンプと比べ気温が低いので、ゆっくりやっている。実戦登板は関西に戻ってから」と3月のオープン戦に照準を合わせる。西が開幕戦を見据え、徐々に仕上げていく。