オリ宮内オーナー新キャンプ地にご機嫌

 「オリックス春季キャンプ」(14日、宮崎)

 オリックス・宮内義彦オーナー(79)が14日、今年からキャンプ地となった宮崎市の清武総合運動公園を初めて訪れた。晴天で気温も14度まで上がり、ファンも2万4800人が詰めかけるなど、活気あふれる新キャンプ地に「今までは孤独で不便だったけど、相乗効果が期待できますね」とご機嫌だった。

 宮内オーナーはグラウンドで選手に「開幕にベストで臨めるキャンプを」「チームも選手も僅差(のパ・リーグで)、野球そのものをよく知ることで勝ちにつながる」という2点を訓示した。

 「今日は『優勝しろ』とは言ってません」と、V指令は封印。というのも「僕も(森脇)監督もどうなるか分からないくらいポジション争いがすごい。どうしても欲しい選手が来てくれた結果、100点満点」と、中島、ブランコらの補強を高く評価しているからだ。

 加えてエース・金子にも声をかけ「(残留で)チームができた」と“ソフト面”にも満足。80歳を迎える記念の年に、強い期待感を漂わせていた。

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