ソフト松坂“日本仕様”変化球手応え

 「ソフトバンク春季キャンプ」(14日、宮崎)

 ソフトバンク・松坂大輔投手(34)が14日、フリー打撃に初登板した。高田、牧原の左打者2人に計48球を投げたが、その半分以上の27球が変化球。「打者の反応を見たかった。(日米で)ボールの使い方が変わってくると思うので、日本の打者のことを知らないといけない」と狙いを語った。

 カーブ、スライダー、チェンジアップ、カットボール、シュートの全球種を使い、高田は23球中、安打性の当たり4本、牧原は25球中3本に抑えた。その結果以上に、大きな収穫を得た。特にシュートの使い方。内角、外角に投げ分けた結果「外国人と日本人は内角に対する意識が違うし、米国ほど有効でない気がする。外に沈む方が引っかけてくれる」との感触を得た。今後も、日本の野球に対応するための配球を試していく。

 かつては球威で打者を圧倒した右腕も、今年で35歳。多彩な変化球に活路を求める。「(仕上がりは)今は6割ぐらい。十分だと思う」。じっくりと日本仕様の松坂をつくっていく。

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