楽天松井裕2段モーション指摘された
「楽天春季キャンプ」(14日、久米島)
楽天・松井裕樹投手(19)が14日、2段モーションの修正に取り組んだ。高村投手コーチと相談しながら、ブルペンで70球を投げた2年目左腕は「まだしっくりこないけど、進むしかない」と前を見据えた。
制球難を克服するため、自主トレから新フォームに取り組んできた。右足を上げてから一度タメをつくることで軸が安定し、ボールのばらつきが少なくなっていた。
しかし12日の紅白戦に続き、この日も投球練習中に審判員から2段モーションの指摘を受けた。「(新フォームで)いいボールが行っていたので…」と落胆は大きい。しかし指摘された以上は、変えるしかない。
ボールを受けた塚田ブルペン捕手が「本人は、去年の二の舞はしたくないと言っていた」と話すように、新たなフォームを模索する。大久保監督が守護神の候補にも挙げる松井裕。試練を乗り越えようと必死だ。