楽天、捕手2人制へ銀次&岡島が練習
「楽天春季キャンプ」(19日、久米島)
楽天・銀次内野手(26)と岡島豪郎外野手(25)が19日、捕手の練習メニューをこなした。投内連係終了後、プロテクターをつけブルペンに移動。銀次が横山、岡島が辛島のボールを受け、その後サブグラウンドでスローイングの練習も行った。
大久保監督は「捕手2人制を簡単にするために」と説明した。銀次と岡島が非常時に捕手を務められれば、3人目の捕手の代わりに足の速い野手をベンチに入れることができる。目指す機動力野球にはプラスだ。
そもそも2人は捕手として入団。14年に外野手登録となった岡島は捕手2人制だった同年7月1日のオリックス戦で“3人目の捕手”として出場。09年オフに内野手に転向した銀次にも、準備をさせる周到ぶりだ。
嶋のミットを借りボールを受けた銀次は「捕手は5、6年ぶり。思ったより捕れました」と振り返った。練習試合でも一度は守らせる予定で、指揮官は「いい動きだったと聞いている」と満足そうだった。