西武・雄星、修正フォームに手応え
「西武春季キャンプ」(19日、南郷)
西武の菊池雄星投手(23)が19日、2015年版の投球フォームに自信を見せた。第1クール最終日の4日以来、15日ぶりにブルペンで捕手を座らせて64球。「久しぶりに投げて一安心。ある程度まとまってきた」と手応えを口にした。
キャンプ初日から4日続けてブルペン入りしたが、その後はフォーム固めに専念し、インステップの癖を修正した。調整遅れの危険性と背中合わせだったが「身に付けば、1年間安定して投げられるのではないかと思う」と力を込めた。
菊池は20日に主力の一部と高知に移動する。南郷で打者に投げる機会はなかったが、開幕は1カ月以上先。「競争に勝てるように万全の準備で臨みたい」。安定感を増したフォームで結果を残し、開幕ローテを勝ち取る。