Gドラ2戸根&ドラ3高木 W1軍あるぞ
「オープン戦、巨人1-3楽天」(22日、沖セル)
巨人新人コンビの開幕1軍入りが現実味を帯びてきた。ドラフト2位・戸根(日大)と3位・高木勇(三菱重工名古屋)が、いずれも1回を三者凡退。原監督は「二人ともけれんみのない、きっぷのいい投球」と絶賛した。
まず、七回から登板した高木勇が存在感を発揮した。原監督が“高木ボール”と名付けたカットボールを織り交ぜ、ウィーラー、三好、嶋を17球で料理。高木勇は「一個一個アウトを取れ、自信にしたい」とうなずいた。
戸根も負けじとアピールした。左のスリークオーターから、切れのある直球と武器のチェンジアップで相手を翻弄(ほんろう)。それでも、「(チーム内の)どの選手もライバル。その闘志を消さないようにやっていく」と表情を引き締めた。
18日に行われた韓国・サムスンとの練習試合でも、両投手とも無失点。アピールを続ける二人について、「(ともに)可能性を持っている投手」と指揮官。中継ぎとして、貴重な戦力になりそうだ。