燕・成瀬あれれ…移籍初実戦2回4失点
「練習試合、ヤクルト6-5ハンファ」(24日、浦添)
ロッテからヤクルトにFA移籍した成瀬善久投手(29)が24日、韓国・ハンファとの練習試合に先発した。今年初の実戦登板は2回5安打2四死球、4失点と乱れ、調整途上を感じさせた。
初回はロッテ時代の同僚だった金泰均に適時打を浴び、二回には制球に苦しんで死球と四球で走者を背負い、3連打を浴びるなどで3失点。それでも「満足するものはないが、疲れもある中で何とか投げられた。実戦感覚、駆け引きがうまくできてなかったので、いい勉強させてもらった」と表情に暗さはなかった。
首脳陣は成瀬にマイペース調整を認めており、この結果も問題にしていない。高津投手コーチは「何カ月ぶりかの実戦だし、どんな結果でもどうこう言うことはない。今からどんどん調子を上げてくれればいい」と心配しなかった。左腕が本領を発揮するのはこれからだ。