オリ小谷野 初スタメンで復調宣言
「練習試合、オリックス4-9西武」(27日、高知東部)
オリックス・小谷野栄一内野手(34)が「4番・三塁」で先発出場し、実戦初安打を放った。
三回の第2打席。2死走者なしの場面で、誠の直球を右前へ運んだ。「初めて見る投手だったので、来た球を打とうと思った。打席に立てたのが一番の収穫。ヒットを打てて、ホッとしている」とすっきりした表情で振り返った。
右腕に張りを感じていたこともあり、これまでの対外試合3戦はすべて途中出場。打席に立つのは今回が初めてだった。しかし「痛みは全然ない。段階を踏んで、今日を迎えることができた」と復調宣言。ここからはエンジン全開でいけそうだ。
森脇監督は「試合の打席は初めてだが、練習から(実戦を)想定しているしね。ヒットの方向も含め、持ち味を出せた」とたたえた。守備位置については「必要とするところで変わるだろう」と、開幕まで熟考を重ねることになる。