ソフトバンク摂津開幕OK!内容手応え
「オープン戦、ソフトバンク4-1楽天」(28日、ヤフオク)
開幕投手に内定したソフトバンクの摂津正投手(32)が、初の実戦で上々の滑り出しをみせた。2回を3安打1失点。結果より、内容に手応えをつかんだ。「真っすぐはファウルを取れたし、そんなに力を入れなくても走っていた」と軸となる直球に自信を深めた。
立ち上がりから直球の切れを確信した。初回は先頭の聖沢を追い込むと、外角の138キロ直球で三ゴロ。捕手の構えたミットへ糸を引くような本来の制球力が戻りつつある。
若い斐紹とのバッテリーで楽天に3盗塁を許すなど、クイックには課題が残った。それでも工藤監督は「球の走りは悪くない。彼ぐらいだったら自分でやれる」と全幅の信頼を寄せる。「3・27」に照準を合わせ、エースが動きだした。