燕・杉浦、開幕ローテ当確!目標は2桁
「オープン戦、巨人2-4ヤクルト」(1日、東京ド)
2年目を迎えたヤクルト2013年度ドラフト1位の杉浦が、オープン戦2度目の登板で3回を1安打1失点。2回を無失点に抑えた2月22日・日本ハム戦(浦添)に続いて結果を出し、真中監督は開幕ローテ入りを明言した。
三回から登板した杉浦は、先頭・金城の左前打から1死三塁とされ、坂本の左犠飛で失点した。だが、「最初は球が高めに浮いたが、徐々に両コーナーに制球できるようになった」と、その後は五回に中井を内角低めの直球で見逃し三振に打ち取るなどリズムをつかみ、追加点を与えなかった。
安定感ある投球に真中監督は「安心してみていられた。開幕ローテは確定。3、4番手ぐらいで」と明言。高津投手コーチも「球の質、制球はピカイチ。勝てる要素を持っている」と期待を寄せた。
杉浦は1年目の昨年、開幕前に右肘じん帯を断裂した影響で4試合の登板に止まり、新人王の資格も残す。“本格デビュー”となるシーズンに「1年間ローテを守って、2桁勝つのが目標」と意欲を示した。