楽天ドラ5入野にデーブ監督最大級賛辞

 「オープン戦、ソフトバンク2-0楽天」(1日、ヤフオク)

 開幕ローテへ“一発快投”だ。“プロ初先発”となった楽天ドラフト5位・入野(四国ILp・徳島)が王者ソフトバンクを相手に3回を無安打投球。故郷・高知から駆けつけた母と弟の前で好投した右腕は「自信につながります」とはにかんだ。

 最速147キロの直球と落差の大きいフォークを武器に鷹打線を封じた。二回、対戦を熱望していた同世代の柳田に対し3球勝負を挑み、見逃し三振。高村投手コーチに「ナイスピッチングというほかない」と言わしめた。

 高校卒業後、専門学校を経て独立リーグへ。プロ入りを夢見て7年間も“修行”を積んだ。1988年生まれの“マー君世代”。「もう26歳。譲らずに入り込んでいきたい」。巡ってきたチャンスを生かした苦労人は、言葉に力を込めた。

 大久保監督は「すごいのが出てきた。他の先発候補もウカウカできない。当然、先発で使えると確信した」と最大級の賛辞を贈った。オールドルーキーがこん身の31球で、開幕ローテへの扉をこじ開けた。

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