中日・谷繁監督 また零敗も悲壮感なし
「練習試合、広島2-0中日」(6日、マツダ)
中日は6日、広島と練習試合を行ったが、打線が4投手に封じ込められて4安打無得点と低調だった。零敗はキャンプ後の実戦5試合で3度目。しかもタイムリーは45イニングで0本。奪った得点は本塁打のみの4点だ。
それでも谷繁監督兼選手に悲壮感はなかった。「得点圏、チャンスでの1本というのはずっと課題になっている。でも、そのうち出るでしょう」と冷静に語った。
この日は相手を追いつめてはいた。三回は1死満塁とするも、エルナンデスが中飛、ドラフト6位・井領(JX-ENEOS)が三飛。五回は1死二、三塁のチャンスを迎えたが、再びエルナンデスが二ゴロ、井領が三振に倒れた。
4日に1軍合流したばかりのエルナンデスは実戦不足で、ルーキーの井領は疲れ気味。本番での上積みは期待できるが…。
オープン戦だから結果は二の次。そうはいっても開幕までにタイムリー欠乏症を解消する必要はある。