原監督「1番と4番が…」貧打に嘆き節
「オープン戦、オリックス2-1巨人」(7日、京セラ)
迫力を欠いた。巨人はわずか5安打に終わり、得点は暴投で入った1点のみ。原監督は機能しない打線について「なかなか、1番と4番が出てきませんね。その辺が我が軍の課題です」と嘆いた。
連日のように打順をテストしているが、軸が決まらない。この試合も1番に入った片岡、4番のセペダはともに1安打。これまでも1番は坂本や亀井、大田を日替わりでテストし、4番もセペダと大田を起用したが、アピールが物足りない。
昨季は各選手が不調で、打順を100通り以上も変更。キャンプ前、指揮官は「(打順が昨季の)10分の1くらいになるようにしたい」と構想を語ったが、このままでは今年も厳しい戦いを強いられる可能性が高い。
右ふくらはぎ痛で2軍調整中の阿部は合流間近だが、オフに右肘と右膝を手術した長野は開幕に間に合うか微妙な状況だ。開幕まで残り3週間。指揮官は「誰かが飛び出してくれることを願いたい」と、野手陣の奮起に期待した。