原監督、今年も猛虎との死闘覚悟

 「オープン戦、阪神0-1巨人」(8日、甲子園)

 覚悟を決めた。オープン戦とはいえ、今年初の伝統の一戦を勝利。シーズンさながらの緊迫した展開に、巨人・原監督は「また一年スタートするなという感じ。甲子園ということも含め、(阪神とは)いつも接戦の中、そういう戦いが始まるんだなと思う」と、表情を引き締めた。

 昨季はシーズンの対戦では13勝11敗と勝ち越したが、ほとんどが僅差の戦いだった。CSファイナルSでは、東京ドームでまさかの4連敗。日本シリーズ進出の権利を奪われた宿敵に対し、リベンジへの思いは強い。

 最大のライバルを猛虎と位置づけているからこそ、この日も結果へのこだわりをのぞかせた。八回はヒットエンドランや三盗を仕掛け、九回は無死一塁から送りバントも指示。いずれも追加点には結びつかなかったが、本番同様の作戦を駆使した。一方で外国人や新人などの新戦力は使わず、新守護神候補の沢村は温存。手の内は明かさなかった。

 試合前には、「阪神と巨人は、五分五分くらいの戦い(勝敗)でいいんじゃないでしょうか」とも語った指揮官。リップサービス含みとはいえ、厳しい戦いを覚悟しているのは確か。猛虎とのしのぎを削る戦いをいかに制すかが、V4の鍵となりそうだ。

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