DeNA梶谷 好調止まらん!打率5割
「オープン戦、日本ハム3-3DeNA」(8日、札幌ド)
勢いが止まらない。DeNA・梶谷が初回、1死一塁から右前打で先制機を演出。三回には三塁内野安打で出塁し、3点目のホームを踏む。これでオープン戦は全5試合で安打を放ち、16打数8安打。打率5割をキープした。
「調子は悪くもないし、良くもない。絶好調はいらないし、悪すぎもいらない。波が少ない今がちょうどいい」。中畑監督の代名詞“絶好調”という言葉を封印。独特の表現で現状を分析した。
今季は開幕から3番、グリエル合流後は1番を打つ。「塁に出て生きるタイプ。走塁、盗塁でチャンスもつくれる。得点と出塁率を意識したい」。この日はテーマ通りのプレーで2安打2得点だった。
中畑監督は「もったいないね。本番に取っておいてほしいよ」と苦笑。「いい感じで振れているよね。球際の強さが出ている」と目を細めた。
「今は追い込まれてからも不安がない。ちょっといいくらいの調子を、継続していきたいですね」。目指すところは“ハマの得点王”。梶谷はチャンスメークに徹していく。