西武・岸、3年連続開幕へ好仕上がり

 「オープン戦、西武8-1巨人」(14日、西武ド)

 3年連続の開幕投手へ順調な仕上がりを示した。西武・岸が巨人打線を相手に6回を被安打5の1失点。「(4与四球など)細かい課題はあるが、この感覚で投げていきたい」と手応えを深めた。

 最速146キロの真っすぐに、チェンジアップを効果的に交え、四回1死までノーヒット投球。六回に3連打と押し出し四球を与えたが、最少失点で切り抜けた。「球数のめど(100球)をクリアできたので安心した」とうなずいた。

 田辺監督から春季キャンプ初日に開幕投手を通達された直後、背中の張りで練習を回避したが順調に回復。シーズン開幕まで登板はあと1試合の予定だ。「開幕戦への特別な力みはありません。怖いのは故障くらい」。自然体で大事な一戦に備える。

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