中日・吉見2回0封…復活へ手応え
「オープン戦、ソフトバンク5-0中日」(14日、ヤフオク)
復活へ、足踏みなんてしていられない。六回から登板した中日・吉見が、勢いづくタカ打線を静まり返らせた。2回を投げ、打者7人に1安打無失点、4奪三振。右肘の軽い張りで8日・楽天戦(倉敷)の登板回避から約2週間ぶりのマウンドでも心配は無用だった。
「違和感なく投げられた。コントロールが良かったですね。結果にもこだわっていたので、ゼロに抑えられて良かった」。手応えの33球だった。
オープン戦は残り7試合。森ヘッドは20日からの楽天との3連戦(ナゴヤドーム)で5回ほど登板させる方針を示唆した。吉見自身も「2イニングしか投げてないので、もっと延ばしてステップアップしたい」と先を見る。その視界に、一点のくもりもない。