燕・成瀬、G戦先発で手の内隠す
ヤクルト・成瀬善久投手(29)が16日、先発する巨人との非公開の練習試合(17日、神宮)に向け、神宮外苑で調整した。ロッテからFA移籍した左腕は、巨人には手の内を明かさない考えを示した。
「一発勝負と年間通して戦うのは全然違う」と、今季から同一リーグで戦う相手を警戒。「自分の投球をしつつも、手の内を明かしたくない面もある。シーズン中にやらない配球とかいろいろ試せたら」と、全てをさらけ出すつもりはない。
本拠地開幕戦となる31日の阪神戦先発が有力視されている。10日のオリックス戦は4回5失点に終わったが、「打者との駆け引きができず、リズムも悪かった」と反省。手の内を隠しながらも課題を解消し、シーズンに向けて仕上げる。