伊東ロッテが松坂撃ち!いきなり3得点
「オープン戦、ソフトバンク2-3ロッテ」(17日、ヤフオク)
伊東ロッテが松坂撃ちだ。9年ぶりに日本球界に復帰した右腕を、一回から一挙4連打で3点を奪取。平成の怪物にいきなり先制パンチを食らわせた。
松坂と初顔合わせの3戦士が畳みかけた。一回、先頭の荻野、鈴木の連打で無死一、三塁。角中が左中間を深々と破り、あっさり先制した。続く4番・今江は9年ぶりの対戦に、しぶとく左前に落とし2点を追加。「以前より真っすぐが少なく、スライダーが多かった印象。今日はいろいろな球が見られて良かった」と振り返った。
西武時代に女房役も務め、指揮官としても指導した伊東監督も、言葉に力がこもる。「もともと立ち上がりのあまりよくない投手だけど、4連打で先に3点取った。自信にもなると思う」。開幕カードでの対戦の可能性は低いが、今季の松坂対策へ弾みをつけた格好だ。