ソフトB松坂 インフルエンザで離脱
ソフトバンクの松坂大輔投手(34)が18日、福岡市内の病院でインフルエンザB型と診断され、チームを離脱した。隔離期間は5日間で、23日に再合流予定だが、開幕前最終登板の予定だった24日のウエスタン・オリックス戦(神戸第二)は回避。内定していた開幕2カード目の31日のオリックス戦(ヤフオクドーム)でのシーズン初登板もズレ込む公算が大きくなった。
平成の怪物が見えないウイルスに足をすくわれた。18日の練習前に微熱を訴え、ヤフオクドームから車で病院に直行。インフルエンザの検査結果は恐れていた陽性。今後の調整に狂いが生じることは避けられず、開幕ローテから外れることがほぼ確実となった。
松坂は17日のロッテ戦で6回を3失点。初回の先頭打者から4連打を浴びながら、その後19人を無安打に抑える「怪投」を見せたばかりだった。一夜明けた18日は「(右肘に)多少の張りはあります」と話して球場入りしたが、微熱を訴えて練習に参加せずに早退した。
工藤監督は「普通に考えて無理でしょ。(開幕ローテも含めて)見直さないといけない」と顔をしかめ、登板スケジュールを大幅に見直す可能性を示唆した。