G長野1軍昇格で即スタメンへ
「イースタン、ロッテ3-4巨人」(19日、ロッテ浦和)
オフに右肘と右膝を手術した巨人・長野久義外野手(30)が、20日から1軍に昇格することが決まった。原辰徳監督(56)がイースタン・ロッテ戦を視察し、「本人と話をして、明日から1軍に合流ということで行きます」と明言した。
この日、長野は「3番・中堅」で出場し、3打数無安打。結果こそ出なかったが、鋭いスイングや全力疾走で復調をアピールした。その姿を見た指揮官は「コンディションが戻ったと本人も私も感じた」と、迷わずゴーサインを出した。
昨年11月に右膝と右肘を手術。6年目で初めてキャンプを2軍で過ごした。地道なトレーニングで開幕に間に合わせた長野は「たくさんの方がリハビリに関わってくれた。元気な姿を見せられるようにと思っていた」と、感謝の言葉で2軍関係者に別れを告げた。
原監督は20日の日本ハム戦について「(打順は)6番とか7番じゃないかな」と語り、長野を即スタメンで起用する方針だ。チームは開幕に合わせて打線の調子が上がっているが、背番号7が加わればその破壊力はさらに増す。大きな期待を背負う長野は「結果を求めてやっていきます」と、力強く決意を示した。