巨人OP戦6連敗 開幕ハラハラ投壊貧打
「オープン戦、巨人1-6ロッテ」(22日、東京ド)
投打に不安を露呈した。ロッテとの最終戦に敗れ、オープン戦6連敗。巨人・原監督は笑みを浮かべる余裕こそあったが「役者がそろってるところに光明はあって…。あとは個の状態、力量を上げるというところ」と、歯切れが悪かった。
投手陣では杉内が4回4失点。中継ぎでもマシソンが2戦連続の大乱調で、0回2/3を1安打3四球1失点。助っ人右腕は27日のシーズン開幕までに、2軍戦で調整登板することが決まった。
上り調子だったはずの打線も、沈滞ムードに逆戻りした。4番の阿部が、前日に打球が右肩を直撃した影響で欠場。開幕には間に合う見通しだが、軸を失った打線はわずか4安打で1点どまり。オープン戦のチーム打率は12球団中11位の・212まで下降した。
不調のため2軍調整していた村田は1軍に復帰。ただ、打順は固定できておらず、指揮官は「ペナントに入ってから構築する時期が来るのかな」。V4を狙う王者は、手探り状態で開幕に突入する。