西武48年ぶり開幕2戦連続完封勝ち
「西武2-0オリックス」(28日、西武ド)
“無失点バトン”を西武の先発・野上亮磨投手(27)がつないだ。7回3安打無失点とオリックス打線を寄せ付けず、チームを2試合連続の完封リレーに導いた。「(開幕投手の)牧田さんがいい形でつないでくれたのでね。真っすぐが良かったと思う」と笑顔を見せた。
球団の開幕から2試合連続の完封勝ちは、西鉄時代の1967年以来、48年ぶり。快挙に導いた右腕は「光栄だけど、みんなの力。守りに助けられた」と謙遜する。初回に2死一、三塁のピンチを招いたものの、以降は制球が安定。低めに集めて凡打の山を築き、一度も二塁を踏ませなかった。
岸と菊池を故障で欠きながら、4年ぶりの開幕2連勝で、2年ぶりの単独首位。田辺監督は「まだ2試合だぞ」と言いながらも、笑みを浮かべた。