オリ糸井 初星へ改修フェンス確認
オリックスの主将・糸井嘉男外野手(33)が30日、ヤフオクドームで行われた指名練習で、“指名外”ながら参加し、フリー打撃や外野守備などをこなした。
志願参加の理由については「外野手やから」と今季から左中間、右中間がそれぞれ最大で6メートル程度せり出し、フェンスの高さで約1・5メートル低くなった同球場の改修部分についての確認とした。
その印象については「近づけば近づくほど、狭く感じる」と、昨年までとは一変したイメージを持った様子で「クッション(の練習)とか、せなアカンね」と、31日以降も慣れる作業の必要性を強調した。
一方で「キャプテンだし」とも。チームは西武との開幕カードで3連敗で、休んでいられない気持ちもあった。自身は3割、30本、30盗塁の“トリプルスリー”にも意欲を示しているが「1勝しないと始まらん。勝ちたい。それだけ!」と、自分のことよりもまずチームの今季初勝利を熱望した。