ソフト大隣 得意のオリ斬りへ万全
ソフトバンク・大隣憲司投手(30)が、30日・オリックス戦(ヤフオク)で今季初先発に臨む。30日は同ドームで先発投手練習に参加し、「自分が思い描いている状態に仕上がってきた。しっかり力を出せるようにやっていく」と意気込んだ。
黄色靱帯(じんたい)骨化症から復帰した大隣は、オリックスに対し、昨季3戦2勝、防御率0・41と相性がいい。最終戦でリーグ優勝を決めた10月2日の対戦でも先発し、6回無失点と好投した。「苦手意識を持たれているのなら、それだけでも有利」と頼もしい。
チームは開幕カードを1勝2敗と負け越しただけに、左腕のマウンドに期待がかかる。「自分の投球、持ち味を出すことだけを考えていきたい」。自身の9年目のシーズンが幕を開ける。