オリ唯一未勝利…12年ぶり開幕4連敗
「ソフトバンク7-0オリックス」(31日、ヤフオク)
2003年以来、12年ぶりとなるオリックスの開幕4連敗目は、柱の一角・西がソフトバンクのクリーンアップ全員に今季1号を献上、打っては大隣に対してわずか4安打で、早くも3度目の完封負けという内容だった。
中日が巨人を下したため、12球団で唯一、未勝利と苦しむオリックス。森脇監督は「(投の)耐久力と(打の)反発力がなかった」と評した上で、「選手は開幕から3連敗して『よーし』となってくれていた。俺の問題」と自らを責めた。
「何とか全員で勝ちたい」と意気込んでいた西は、よもやの乱調に「申し訳ないとしか言えません。修正点は分かっているのでしっかり直していきたい」と唇をかんだ。高山投手コーチは「最初の2発で冷静さを失った。慎重というより臆病になったかな」と西の投球を振り返った。
ただ戦力はある。「選手はやるべき事に集中すればいい」とした森脇監督は続けて「あしたこそ、行きましょう」と反攻を宣言した。