中日5連勝 大島、黒田の失投捉える
「中日3-0広島」(4日、ナゴド)
失投を逃さなかった。五回2死一、二塁。中日・大島が、黒田の高め146キロツーシームを振り抜いた。前進守備だった左翼手の頭上をライナーで越す決勝の2点二塁打。スタンドには今季最多3万6240人。竜党は総立ちとなった。
「ここしかない。ここで打たなきゃ男じゃない、と思って打席に向かいました。メジャーで5年連続して2桁勝ったピッチャー。でも、あの1球だけ甘かった。そのボールを捉えられました」
前の2打席は三振。「さすがですよ。真っすぐも動くし、変化球もコントロールがいいし」と言うが、ここぞの場面で結果を出した。
チームは阪神との開幕カード3連敗の後は、ナゴヤドームで5連勝。阪神、ヤクルトと並んで首位に立った。