ソフトBスタン完封 工藤監督も称賛
「西武0-2ソフトバンク」(4日、西武ド)
最後まで抜群の安定感だった。西武打線を4安打に抑えたソフトバンク・スタンリッジが、今季初完封で自身開幕2連勝。三塁を踏ませぬ快投でチームを今季初の3連勝に導き「1イニングでも多く投げるつもりだった。制球がよかったし、自分の仕事ができた」と納得の笑みを浮かべた。
抑えのサファテが前日の登板で右膝に打球を受け、登板しないことが決まっていた。リリーフ陣に不安があったからこそ、工藤監督は「長い回を投げてくれることを期待していた。素晴らしかった」と称賛した。
東日本大震災からの復興支援のため、今季は1勝につき20万円を寄付する。「日本が大好きな自分にとってのチャレンジなんだ」。日本でのプレーが通算8年目となった右腕は“恩返し”の気持ちを結果で示した。