ハム6年ぶり7連勝!大谷音なしも強い

 「日本ハム6-1西武」(8日、東京ド)

 破竹の勢いは止まらない。日本ハムが逆転勝ちで09年7月以来、6年ぶりの7連勝。ベンチを飛び出した栗山監督は笑いをこらえるのに必死だった。2連勝を飾った吉川の頭を軽くたたいた後、喜びがじわじわとこみ上げてきた。ベンチへ戻る選手を満面の笑みとともにハイタッチで出迎えた。

 打線の中心を担う大谷が不調でも、今はどこからでも得点ができる。1点を追う四回、打者一巡、一挙6点を奪う猛攻であっさり逆転した。火付け役は新外国人レアードだ。1死満塁。左腕ルブランから中前へ逆転の2点適時打。「皆さまのために優勝できるように打ちます」。優勝請負人を自負する新助っ人が火をつけた。

 さらに捕逸で3点目を奪うと、1死二塁から近藤が左中間へ適時二塁打を放ち4点目。中島、田中も適時打を放ち、この回5安打を集中した。

 2試合連続3番でスタメン出場した大谷は計8打数無安打。それでも破壊力は変わらない。リーグトップの61得点。11試合を終え、9勝2敗。開幕ダッシュに成功し首位をがっちりキープした。「大型補強したチームがそのまま勝ったら、シーズンをやる意味がない。うちはガムシャラに挑戦者の気持ちで食らいついていく」と栗山監督。3年ぶりのV奪回へ手応えはある。下馬評を覆すために貪欲に勝ち続ける。

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