竜連敗止めた!延長11回平田が決勝弾

 「広島2-3中日」(18日、マツダ)

 インパクトの衝撃音ときれいなフォロースルーが本塁打を確信させた。「打った瞬間、入ると思いました。手応え十分でした」。中日・平田がやってくれた。同点の延長十一回、決勝の今季1号ソロだ。

 ヒースの真ん中148キロを左中間へ運んだ。「ホームランか三振でいいと思って打席に入りました。一発はいらないと決めて臨んだシーズンですけど、場面が整えば振りますよ」と完璧な一撃に大満足。20試合目での今季初アーチだった。

 ルナが欠場して武山が負傷退場する緊急事態のゲームで、チームの連敗を2で止めて、貯金を4へ戻した。早くも今季7度目の延長戦。敵地では4度目にして初めて勝利した。平田は「明日も勝って、名古屋に帰りたい」と気合を入れた。

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