キヨシ悔し6連敗…飛雄馬サヨナラ失策
「ヤクルト9-8DeNA」(19日、神宮)
悔しい幕切れだった。延長十二回、2死三塁。ヤクルト・上田の三塁への痛烈な打球を、DeNA・飛雄馬がはじいた。一塁送球も間に合わない。サヨナラ適時失策。引き分け寸前から一転、連敗が6に伸びた。
飛雄馬は「焦りというか…。完全に僕のミスです」。痛恨のプレーに肩を落とした。それでも中畑監督は「今、ウチの持っている力を出し切った。よく頑張った」と責めることはなかった。
これまで5連敗中の総得点はわずか4。この日は三回、筒香のタイムリーで、連続適時打なしが53イニングで止まった。先制されて逆転。逆転を許して再逆転。17安打8得点と打線が奮起した。
「横浜に帰って、もう一度、仕切り直す。それだけ」。打線活性化が明るい兆し。地元で今度こそ連敗を止める。